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PMSの微熱・3 ~受け止められるカラダになる~

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PMSの微熱についてお話してきた連載の第3回目は、「受け止められる元気なカラダをつくる」です。排卵を起こし、妊娠へ導くために体温が上がる、また妊娠をよりよく継続させるために、多くのエネルギーが体の中心(子宮)に集まってくる。このようなPMS期の微熱の仕組みを理解することで、理由もなく「辛い」と思っていたことが自分の体にとってとても意味のあることだったのだと感じませんでしたか? この仕組みが理解できたとき、デイジーは、もう少し自分の体のことを考え労わってあげることがとても大事だな、という思いになりました。

生理2週間前の体調不良の体感は、人により様々です。ですが、毎月のことでやっぱり辛いと感じたら、下記のような常日頃の工夫をすることで改善する可能性があると感じています。デイジーも、日々の工夫でPMS期の微熱の辛さを軽減することができたものが多数あります。ぜひあきらめずに、参考にしてみてください。

Photo by Gibson Claire McGuire Regester

“体温の変動”を受け止められる体にするために

前回の「微熱・2」でお話した、PMS期の不調や微熱、体温の変動がしんどくなる要因と思われる「感受性」を、大きく働き過ぎないようにするためにはどうしたらいいでしょう。
まずは今の自分の状態を知ること。そして熱が少々上がっても疲れない体を作ること。最後に、より良い状態を持続させるために今あるストレスを減らし、新たなストレスを遠ざけること。

疲れた体と精神に、何かが降ってくれば余計に辛さが増していきます。
働き過ぎてがんばっているあなたの「感受性」を休ませてあげましょう。

 

自分でできる改善法

PMSの症状には、「自分できることをやってみる」というのはとても有効だとデイジーは考えています。ここでは、出来るだけ難しくなく変化が出る方法をまとめてみました。一つひとつはシンプルですが、デイジーが改善への手応えを感じた方法でもあります。

前回の 1. 自分の年齢を受け止める というのは、「自分のカラダを知ること」と捉えて読み進めてみていただけるといいかと思います。

改善法その1 自分のカラダを知る

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Photo by jlehmann78

 “基礎体温を計る”

年齢を重ねるにつれ、「疲れやすい」とか「疲れが取れない」と感じると思います。生理も昔は閉経まで50回程度でしたが、妊娠の回数が減った現代の女性は、500回近く経験するそうです。休むまもなく月経サイクルをこなしているわけですから、加齢や体力低下での生理前の高温期がツラいと感じるのは当然と言ってもいいかもしれません。でも、自分のサイクルが判れば体温が上がる時期も判断でき、どのように過ごすかの対策を立てられます。

そして、毎月排卵していることを実感できれば、それはもしかしたら自分のカラダの変化を「楽しむ」ことに変わるかもしれません。

自分自身の体温上昇の傾向は、基礎体温表をつけることで見ることができます。朝目覚めてから体を動かす前に、毎日同じ時間に基礎体温計を使い、体温を測ります(※通常の体温計でなく必ず基礎体温計を使用)。計った体温を日々メモしていくことで、一定の体温サイクルがグラフ上で見えてきます。いつ体温が上がるのか、いつ排卵期を迎えたのか、様々な変化を感じ取ることでうまく高温期と付き合っていくことができます。さらに基礎体温表をつけるということは、細かな自分自身の変化に気づけることにもなります。自分自身と向き合う意味も含めて、ぜひ基礎体温を記録することをお奨めします。

こちらには基礎体温についてや、正しい測り方、女性と基礎体温について詳しく書かれています。ぜひ参考に。

テルモ|基礎体温でカラダと話そう

 

 

改善法その2 エネルギーを生む体を作る

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Photo by Kris Krug

“身体を内側から温める・冷やさない”

エネルギーを生み出す体にするには、体温がとても重要だと感じます。

高温期の熱は36.8~37度を少し超えることが通常ですが、実は平熱の範囲に入ります。平熱が少し高まっている状態をツラいと感じるのは、あなたの体温が下がっているからかもしれません。つまり、微熱を受け止めるエネルギーが足りない体になっているということです。
少し周りを見渡してみてください。PMSなんて感じたことのない、とても健康体の女性が周りに一人はいると思います。その人は、とてもハツラツとしていて、健康的で、エネルギッシュではありませんか? その人をもう少しよく観察すると……おそらく冷房の温度もちょっと冷やし過ぎぐらいでも全然平気だったりしませんか? たぶんその女性はあなたよりも体温が高いはずです。

平熱が低いということは、PMSの微熱だけではなく様々な体調不良や病気の原因にもなります。もし「最近平熱が35度台なんだけど」という方は、それは体質ではなく不規則な生活が原因で招いているのかも。

口からは体を温める食べ物・飲み物を、外からは血流やリンパのめぐりを促す半身浴を。たばこやお酒は控え、よい睡眠と冷えないからだ作りを心がけましょう。体温アップはどんな不調にもプラスになります。

こちらは、デイジーが参考にしているサイトです。体を温めるとどういう効果があるのか、体を温める入浴方法や食事について詳しく書かれています。PMSの不調や微熱改善にも役立つ情報がたくさんです。 →

はかるべきは、体重より体温!? 温めれば身体は変わる! | 美容と健康のメッセージマガジン | 太陽笑顔fufufu..net

 

 

“体幹トレーニングで体の中心を鍛える”

体温を上げる代謝アップの方法で一番早く体感できるのは、やはり運動です。PMSの改善策としてよくウォーキングジョギングなどのほどよい有酸素運動が挙げられますが、症状が酷いとそれすらも行うのが無理な時があります。そんな時におすすめしたいのが、体幹を鍛える運動です。体幹を鍛えるトレーニングといえば、ピラティススロートーレーニングヨガなどがありますが、このようなトレーニングは自宅でできるものが多く、さらにいつ始めていつやめるのかも自由。「自分で調整しながらその場でできる」という意味でも長続きもしやすいのです。

そしてもっとも簡単な方法は、

毎日5分間、自分ができそうだなと思うポーズを行うことです。

ちなみにデイジーは、ピラティスやスロートレーニングのエクササイズを、自分で少し楽なポーズにアレンジしたりしていました。

ゆっくりとした動きで筋肉に刺激を与えることは、成長ホルモンの分泌を促してくれるので、よい睡眠につながりPMS改善にもなり、毎日続けるだけで、次第にウォーキングやジョギングをしたい体になっていきます。

体の中心“体幹”を鍛えれば、エネルギーを放出できる体に近づくことができます。

 

 

改善法その3 ストレスを遠ざける

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Photo by luxt.design

“無理な自分をつくらない”

ストレスは、自分の気がつかないうちに感じていて、溜まっています。日頃の生活のなかで、自分に無理をしていることはありませんか? デイジーは、「なるべく自分の気持ちに素直になる」ということをやってみようと思い立ち、日々の生活の中で実践を心がけました。

人間関係、仕事、私生活、いろいろなことに「本意ではなかった」自分にぶち当たり、“これが私のストレスだったんだ”と気づくことがたくさんありました。

それだけではありません。毎月迎える生理とPMSに対してもどうやら「無理」をしていたようです。生理は女の人ならばみんなある。生理痛もPMSも耐えられるのが普通なんじゃないか…。だって、生理がきついからって会社は休めないし、PMSがしんどいからといって早退もできない、飲み会だって断る理由としては弱いような…。そんなふうに考えてしまったことありませんか?

だけど、それを理由に休んでも、飲み会を断ってもいいんです。だって、辛いんですから。

PMSも生理そのものも辛いのは、体が無理をしているサインだとデイジーは思います。風邪で休みを取ったりするのと同じように、時々休ませてあげたいものです。

でも一番いいのは、ストレスになるもとを作らないことかもしれません。

ひとまず自分の中で率直な優先順位をつけてみましょう。

それを確認することができるだけでストレスは減るのではないでしょうか。

PMSとストレスの関連性を示した研究結果も出ています。今一度、自分が何か無理をしているようなことを抱えてはいないか、見つめてみて、少しずつ、その原因を遠ざけていきましょう。無理をしないことは、決して怠けているわけではありません。

極端かもしれませんが「周りにわかってもらえなくてもいいぐらい、自分のことは大事に」とデイジーは思っています。

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